銭洗い弁天

銭洗い弁天

七福神の神様の一人・弁財天は、財宝と音楽の神様です。
本来は「弁才天」と書きますが、日本では「財」の音に通じるため、財福の神として信仰されてきました。

日本各地には、弁財天を祀っている神社がありますが、中でも神奈川県・鎌倉の「銭洗い弁天」は、水でお金を洗うと増えると言われています。
鎌倉時代から銭洗いの風習があり、源頼朝や北条時頼も銭を洗っていた、という言い伝えがあります。

銭(お金)は使って人の手に渡るうちに、どんどん汚れが付いてしまうので、水で洗い落として銭を清めて、その力を再生させる、という意味合いがあったのでしょう。